お姉ちゃん、遊ぼ~弟は、フワフワ甘えんぼのビションフリーゼ~

30年以上ビションフリーゼと過ごしてきた回顧録です。日々の記録に加え、病院やトリミングなど、その他もろもろについて、情報交換がてら交流を持てたらいいな、と思っています。

リモートワークが続く中で思うこと

皆さん、こんばんは。

歩です。

1月も最終日、緊急事態宣言が再発令されて早3週間になりますね。

 

少しずつ、本当に少しずつ、新型コロナの新規感染者数は減少傾向にありますが、

まだまだ重症者数や死亡者は増加傾向にあります。

大変な状況の中、必死に治療にあたって下さっている医療従事者の方には、

本当に感謝しかありません。

皆さんも、どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。

 

私は、会社の方針で、緊急事態宣言が発令された翌日から、ずっと在宅でのリモートワークをこなしていました。

明日2月以降はオフィスに出勤することもあるようですが、少なくとも緊急事態宣言が解除になるまでは、そんなに頻繁な回数、出ることもないようで、そのことは少しほっとしています。

どうしても怖いのは、自分がかかることよりも、家庭内感染ですからね。

 

しかし、この頃youtubeで動画などを観ていると、在宅勤務で家にいる時間が多くなった分、一緒に暮らしているワンちゃんや猫ちゃんが、「お部屋に入れて!」とアピールしたり、お昼ご飯を食べようとすると「ずっと待ってたんだよ!遊ぼうよ!」と甘えてきて、中々ご飯が食べられない、と、嬉しい困りごとが多発しているのが散見されます。

 

「もし、ジュニがリンパ腫も治って元気にしていたら、きっと歩が在宅勤務していても、お姉ちゃん入れてよ!って、同じようにアピールしていただろうね」

と、母は言います。

 

私も同感でした。

ジュニは、私が大学に在籍中、休日に、テスト勉強やレポートに追われて部屋に籠っていると、必ず私の部屋に来て、

「お姉ちゃん、いるんでしょ?開けてよ!」

とアピールするのが常でした。

大抵は、私の部屋の前に陣取って座り、通りがかった両親がドアを開けていれてあげるといったスタンス。

しかし、両親が家事をしていたり、DVD鑑賞などでリビングにいたりする場合は、そのアピールは段々強硬手段的なものに。

 

①ドアの前で、鳴く。

②前足の片方で、軽くドアを引っかく。

③反応がなければ、今度は強めに前足でドアを押す。

④それでもダメなら、後ろ足で立って全体重を前足にかけてドアにアタックする。

⑤最終手段として、鳴きながら前足両方を使って、ドアを引っかく

 

⑤までやられたことは殆どありませんが、よく私がリラックス用の音楽をイヤホンで聴いていたり、昼寝していて気付かなかった時などは、④までの段階をあの子はよくやっていました。

うっかり昼寝していて、ジュニがドアにアタックする、「ドン!」という音にびっくりして飛び起きたことも、1度や2度じゃありません。

その度に、「ああ、ジュニだ、これは…」と寝ぼけながら起き上がり、ドアを開けると、

「姉ちゃん、遅いよ!早く気付いてよ!」

と言わんばかりに入ってきて、我が物顔でさっきまで私が寝ていたベッドの上にあがり、丸くなって眠る、というのがお約束でした。

 

新型コロナ流行の影響で、リモートワークを余儀なくされている今、もしジュニが存命だったら、

「お姉ちゃん、毎日家にいるなあ。じゃ、今日も姉ちゃんのところで寝よう」

と、私が仕事に必要なスキル習得に四苦八苦しているのを横目に、きっと、ベッドで大の字になって寝ていたんだろうな、と容易に想像できてしまいます。

それだけ、あの子との思い出が、日々のちょっとしたことの時間の濃密さと比例して蘇ってくるのを、ここ最近改めて実感しています。

 

ジュニ、本当に、たくさんの思い出と優しい時間をくれて、ありがとうね。