お姉ちゃん、遊ぼ~弟は、フワフワ甘えんぼのビションフリーゼ~

30年以上ビションフリーゼと過ごしてきた回顧録です。日々の記録に加え、病院やトリミングなど、その他もろもろについて、情報交換がてら交流を持てたらいいな、と思っています。

お空にいるジュニへ、15歳の誕生日おめでとう

皆さん、こんばんは。

歩です。

 

中々タイムリーな更新ができず、気付けば新年度の4月も、もう1/3は過ぎてしまいました。

緊急事態宣言は明けたとはいえ、会社の方針でほぼ8割がた在宅で仕事をしている私は、今年の桜を完全に見損ねてしまいました…。

早く新型コロナの猛威が収まってほしいところですが、まだまだ先は長そうです。

皆さんも、体調お気をつけて、お過ごしください。

 

さて、3月上旬に、我が家はジュニの春彼岸の法要に出向いてきました。

そして折しも、3月はジュニの誕生月。

もし今も元気でいれば、今年で15歳になっていました。

 

ジュニの魂が家に帰ってくる時期だし、きっと喜ぶから、お誕生日を祝ってあげよう、という話をして、前日からあの子の遺影にお供えしている花を新しくしたり、当日に供えするご飯を、あの子が好んで食べていた、母特製のカボチャコロッケにしてあげよう、とか色々話していました。

 

すると、ここ最近、ジュニが急に話しかけてくるようになった、と母が打ち明けてきました。

具体的な例としては、

・新しくお供えする花として、ピンク色のチューリップを買ってきて活けたら、突然

「ママ、僕この花好きだよ!」と花瓶の傍から顔を出していた。

 

・カボチャコロッケの準備をしていたら、急に足元に来て、

「ママ、ジャガイモはもっと細かくしてくれると嬉しいな~」

とか、言っているそうです。

 

母は元々霊感が強いらしく、先代ナナが亡くなった時も、よくこうして、

「ナナがね、この間母さんのところに来て、こんなこと言っていたよ」

と話してくることがありました。

 

ナナが亡くなった当時の私は、ナナの魂と話すことも、その存在を感知することもできなかったのですが、今は、ジュニと会話まではできないものの、何となく、

「あれ、もしかしてジュニ…?」

と感じる時があります。

 

具体的には、匂いや温度、時には音や視界などで普段とは違う感じがする、と言った具合なのですが、母も、ジュニの声が聞こえる時は同じようなものを感じると言うので、少しはあの子の気配を感じ取れているのかな、と思っています。

 

元々甘えん坊だったから、しょっちゅう魂は家に帰ってきているのかもしれません。

それが、自分の誕生月と春彼岸が重なったことで、なおさら話しかけてきたんじゃないのかな、と少し微笑ましく思いました。

 

ジュニの誕生日当日、ワンちゃん用のケーキとカボチャコロッケをお供えすると、一緒に遺影を飾っているナナに取られまいと頑張りながら、尻尾を振って大好きなご飯を食べている、そんなジュニの姿を見たような気がして、私はそっと呼びかけました。

 

「ジュニ、お姉ちゃんの可愛い、2人目の弟。15歳の誕生日おめでとう。大好きだよ」