ジュニの一周忌を迎えて
皆さん、こんばんは。
歩です。
新形コロナのデルタ株の感染者が増加の一途をたどっていますね。
私の職場でも、ご家族に新型コロナウイルスの陽性反応が出たという方が何名かいらっしゃって、じわじわとその脅威が迫りつつあるようで、空恐ろしいものを感じています。
皆さんは、ワクチン接種は完了しましたか?
まだの方も、接種済みの方も、基本的な対策を忘れず、感染予防に努めていきましょうね。
さて、これまでのブログ記事を通して、私の愛犬であり、弟でもあるジュニが、リンパ腫と診断され、1か月の闘病生活の甲斐なく急逝し、お葬式を上げたところまでの全ての過程を書き上げました。
そして、気付いたらこのブログを始めて1年以上…それは同時に、ジュニの一周忌を迎えたことにもなります。
前回のブログ記事を書いてから、これまでに書いてきた記事を読み返してきましたが、正直、ジュニの四十九日を迎えるまでの記憶がかなり曖昧で、あの頃どう過ごしていたのか、はっきり思い出せずにいます。
この当時、私は転職活動中だったにもかかわらず、ジュニの急逝に対するショックが大きすぎて心身に変調をきたし、ほぼ1か月半近く一時的に転職活動を休止してしまうほどでした。
辛うじて思い出せるのは、ジュニに供えるお花を定期的に購入していたこと。
ジュニとナナの写真が、2人そろって飾れる写真立てを購入したこと。
スマホやカメラを起動して、その中に収めていたジュニの写真や動画を繰り返し見ていたこと。
ジュニの闘病生活を、記憶が薄れていく前に少しでも記録に残しておかなければ、という思いで、ブログを書いていたこと。
両親と、ジュニが来てからの思い出で、
「こんな時、ジュニはこうしていたね」
「いつもならこの時間、ジュニはお昼寝していたね」
「この場所は、お散歩コースでの、ジュニのお気に入りだね」
と、話していたこと。
それ以外のことは、殆ど思い起こせません。
今思えば、四十九日は私達家族が、ジュニと過ごした時間を振り返り、懐かしみ、そして、「ジュニが、私達家族と過ごした時間がどれだけ尊いものだったのか」を再認識するために、必要な時間だったのだと思っています。
この間、母と昨年の出来事を振り返っていたのですが、母も昨年の今頃、どのように過ごしていたのか、はっきり記憶がないそうです。
「四十九日までは…」「秋彼岸までは…」
と、ペット霊園のご供養のお知らせが来るたびに、その一つ一つの区切りまで、何とか頑張ろう、と自分に言い聞かせていた、と言っていました。
ジュニが虹の橋を渡ってから、もう1年が経ちますが、今でもジュニのお骨は我が家にあります。
私達家族全員が、お骨だけとはいえジュニの身体だったものが家にない、と考えるのがとても寂しくてたまらない、と感じること、
また、ジュニの葬儀を担当してくれたHさんが、
「無理に納骨堂に収めようとせず、ご家族の皆さんがそうしたい、と決めた時に、
ジュニちゃんのお墓を作って、お骨を収める形でいいですよ。
私が担当したご家族の中にも、そういう方はいらっしゃいますので…」
とアドバイスをくださったこともあっての決断です。
明後日は、ジュニの一回忌と秋彼岸法要が行われるので、また行ってきます。