お姉ちゃん、遊ぼ~弟は、フワフワ甘えんぼのビションフリーゼ~

30年以上ビションフリーゼと過ごしてきた回顧録です。日々の記録に加え、病院やトリミングなど、その他もろもろについて、情報交換がてら交流を持てたらいいな、と思っています。

新たな子犬を迎えるのか?周囲に感じるジュニの気配③

皆さん、お久しぶりです!

歩です。

 

前回の更新から既に2カ月近くも更新せず、完全放置状態でした。

私事ですが、前回新たに子犬を我が家に迎えてから、プライベートも仕事もダブルパンチで劇的に忙しくなってしまい、休日は完全に休息を取らないと倒れかねない状態になっていた為、ブログの更新にかける時間が取れませんでした。

読者の皆様にはお待たせする形になってしまい、申し訳ないです。

 

今月の中旬になって、ようやく仕事の方に数人ヘルプが入ってくれることになり、仕事の負担がいくらか分散されたため、本日久しぶりのブログ更新となります。

 

今回は、下の記事の続き

lymphoma.hatenadiary.com

 

私が、身の回りで何となくジュニの気配を感じ始めたあとに起こった出来事を書いていきたいと思います。

ご興味のある方は、下からどうぞ。

ジュニと思われる気配を感じながらも眠りについた日の翌朝。私は改めて、昨晩の出来事について思い返していた。

 

ジュニの四十九日を迎えるまでの間、私は実は全く仕事をしていなかった。

 

本来は、3月末で仕事をやめ、2カ月あまりの有休消化期間中に次の転職先が決まる予定だったのだが、そこへまさかの新型コロナの緊急事態宣言の発令。

 

当然、その影響は転職市場にも及び、当時私が希望していた求人が急遽クローズ、または、採用人数を大幅に削ったりなどしていた関係で、結果は全滅。

 

応募業界を変えて改めて挑戦しようと思っていた矢先、ジュニの容態が悪化し、全く転職活動が手につかなくなってしまった、という状況だった。

 

最低限、転職サイトの求人情報の確認と、エージェントさんとの連絡は取りながらも、日々ジュニとの思い出を振り返りながらも、悲しみと向き合いながら過ごしていた最中、前回の記事の書いたような不思議な出来事が起こったのだった。

 

夜中に瞬間的に感じた、普段家の中で嗅ぐことのない強烈な甘酸っぱい匂いと、私のベットの急激な冷たさ。

どう考えても、今まで身の回りで起こった事象ではない。

やっぱり、ジュニなんじゃないか?

そんな考えがぬぐい切れなかった私は、母に相談してみることにした。

 

母は、生まれつき霊感が鋭いらしく、祖母が亡くなった時も、お通夜の時に祖母が見えると言って、会食の席から飛び出していったり、先代のナナが亡くなった時も、しばしばナナが家に帰ってきている、と言うことがあった。

もしかしたら、ジュニは母にもっと明らかなメッセージを送っているかもしれない。

そう思って、昼近くになってやっと起き出してきた母に、私は夕べのことを説明した。

すると、母の返答は予想通りのものだった。

 

母:「実はね、母さんも同じよう現象を感じていたの。

今、歩が言ったような、果実のような甘酸っぱい匂いが強烈にすることもあるし、

台所で夕飯作っていると、突然床が冷たくなったり、

あとはお風呂に入っていると何もしていないのに、急に蓋から水滴がポタポタとすごい勢いで垂れてきたり…

とにかく、そんな風にあれ?と感じる時は、必ずジュニの気配を感じるのよ」

 

やっぱり…母のほうが、私が気付かなかったジュニの気配を感じ取っていたようだ。

母娘揃って同じような現象を、違うタイミングで体験している。

母は、続けてこんなことも話してくれた。

 

母:「ジュニが虹の橋を渡った日の夜、ジュニは怒って家の中で暴れてたの。

ママもパパもお姉ちゃんも皆泣いてる。

違うよ、僕は元気になって、みんなのところに帰るはずだったんだ!

まだ行きたくないよ!

って…あの時はショックすぎてお母さん、分からなかったんだけどね…。

ジュニにとって、あの日、病院に行って、いつものように元気になって帰ってくるはずだったのに、それができなかったから、悔しくて悲しくて、たまらなかったみたい。

それもあってなのかな、最近は少し落ち着いたけど、よく家に帰ってきているよ」

 

その話を聞いて、私はまた泣いてしまった。

そうか、ジュニはまだまだ生きて一緒にいたいと思ってくれていたんだ。

やっぱり、余命宣言をされたあの時、抗がん剤治療を断らなくて良かった。

でも、それでもダメだったんだ…

 

元気になって帰ってくるつもりだったのに、それができなかったこと

ジュニはどれだけ悔しかったんだろう。どれだけ、寂しくて、悲しかったんだろう。

 

そう思ったら、たとえ目に見えなくても、魂の形でもいい。

ジュニ、家にいつでも帰っておいで。

 

心からそう思った。